旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

国立科学博物館

事前の段階で、行きたいところ何かあればとヒアリングをしていたのだが、「ここは是非」という指定が、国立科学博物館。パトゥムターニーの学研都市の中にある。彼らから指摘されなかったら、たぶん一生足を運ぶことはなかっただろう。そもそも、存在さえ知らないままだったろう。

妹も、そしてその妹が選んだ夫も(あるいは選ばれたのか、詳細は不明ながら)、兄に似ず、理科系の人。妹も日本へ戻る前まではヨーロッパの某国で研究所に勤務しており、旦那は現在も日本の某国立大学の助教として働いている。いやはや。

僕は文化系で文科系で、しかもアカデミックな方は苦手なので、鳶が鷹を産むと言うか。いや、違う。僕は産んでない!

さておき。

他者がとやかく言うことではないが、それでも、「やっちまった」感の拭えない建物のデザイン。

展示は、中学の遠足くらいにいいのではないかという感じだが、それなりに時間は使えそう。

それはともあれ、妹の夫が気に入って買って帰ったのが、売店にあるクレヨンしんちゃんの素焼きの像。温めて、水をかけると、どういう仕組みか、おしっこのように前方下部より水がぴゃーっと飛び出す。

売店に「この人形、目をぱちくりさせるよ」と書いてあったのだがしんちゃんの像の目は動くこともなく、店員に「何がやねん?」と問うたところ、「水をかぶった人の目がぱちくりしますがな」と。なるほど。