何年か前に一度来て、「こんなもんかな」という程度の感想だったので、その後足を運ぶことがなかったのだが、結論から言うと「また来たい」店になっていた。シェフが当時とは違うのだろうか。(メニューの訳は、適当です)
牡蠣とキャヴィアとシャンパン。
ホースラディッシュのスープに浮かべたフォアグラと、キャンティワインでポーチした梨。
ラングスティーヌと鮭のラビオリ、レモングラスとコブミカンの泡で。
ポルチーニ茸のニョッキ、栗ソースに黒トリュフ。
アンバサダーラム(←何だろう?)ロイン、自家製マスタード、カンゾウ、インゲンの温サラダ。
茹でた鱈にアーモンドと砕いたケイパーを添え、苦みのあるアーモンドソースとすりおろしたカラスミ。
フローズンホワイトチョコレートの球、柑橘類とタフィーのクロッカン、ココアリキュール。
食事の際にもワインを一本空けたので、妻がだんだん酔っ払ってきた。まあ、空きっ腹であれだけシャンパン飲んでいたからな。案の定、「カウントダウンはいいから帰って寝る」と。そうなるだろうな、とは思っていたので、タクシーで帰宅。
午前0時に、家の外で各所から聞こえてきた花火の音を遠くに聞きながら眠る。