旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

バミー・チャップガン

苦力のラーメンという意味。バミーは小麦麺。チャップガンは、潮州語の「雑工」を語源に持つ。

何せ、一皿の量が多い。通常の5倍くらは麺が入っているだろうか。それでいて価格は並が30バーツ、大盛りで40バーツと格安。

たまに、無性に食べたくなる。いつ来ても、細い路地の席はほぼ満席。

確かに麺の量は尋常ではない。次々と茹でられては、丼に放り込まれていく。火元は炭火であるあたり、情緒を感じる。



麺も美味いのだが、自家製の焼き豚も香りがよい。

また来よう。いつも汁なしの「油そば」ばかりなのだが、次は汁麺も頼んでみたい。しかし見ていると8割方の人は汁なしを注文している。量が多いので食べている間にのびてしまうから、という説がまことしやかに感じられる。妻は「食べたことなはいけど、見るからに油っこいから頼まない」なのだが。