アルバートホール。
ブロックプリントで有名なサンガネール村で買い物。妻の値切り交渉が恐ろしいほどに強かった。
観光客相手にごりごり商売をやっているインド人と、実家が商売をやっている中華系タイ人との実力の差を見せつけられた。商談中、僕は本当に妻が怒っているのだと思って、びくびくしていた。結局こんな調子なら何も買わずに帰るんだろうな、とも。
ところが、最後まで値切って、そして買う物は買った。支払いを終えて店の階段を上がるとき、ニヤッと笑って「ディー・マーク(めちゃ、よかったで)」とつぶやいたその瞳の迫力と来たら。
さらに車に乗り込んだら、すぐに今買った布を取り出し「これ、気に入っててん」と。ついさっきまで、そうはまったく見えなかった。デザインは気に入らんし、これ以上値引きする気がないなら、全然買わなくて構わないのだというオーラーが全身から出ていたはずなのに。
ジャイプル名物、青い陶器を扱うお店。工房を見学させてもらう。