市内から30kmばかりで国境。市内の道路標識にも「ラホール」や「イスラマバード」が登場する。
そして後一キロで、ついに国境。インド側の町はアターリー、パキスタンはワガ。「深夜特急」を読んで旅を始めた身としては、陸路国境というだけで胸が高鳴るが、ここでは国旗降納とゲートのクローズが、毎日イベントなのだそうだ。
ゲートの600mほど手前からは徒歩。途中で、パスポートを提示すると外国人が優先的に入れてもらえる。一部インド人も。どういう条件があるのだろう?
国境である。手前がインドの国旗、奧に掲げられているのはパキスタンの国旗。
と、その少し手前の脇に、こちらも外国人専用の入り口。しばし待つ。
向こう側は人がわんさかだが、外国人用の座席がより国境に近い側に用意されている。
まるでオリンピックかというほどの人の入りと盛り上がり。ざっと見ただけでも、軽く千人は越えている。
対してパキスタン側は閑散。100人くらいか。