旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

マハーボディ寺

昨夜、闇の中、数百人はいただろうか、えんじ色の衣をまとった、おそらくチベット僧が黙々と寺の外周を相当の早足で回っていた。人にぶつかろうがおかまいなしに(そう見えた)。中には五体投地で進む僧も。見ていて、少し背筋が寒くなるくらいに、彼らは黙々とひたすらに歩いていた。

だが、今日は趣が異なる。明るい。昨夜感じた厳粛な雰囲気は、昼の太陽の下にはすっかりかき消されている。門前の市の埃っぽさや散らかったゴミも目につく。幸い、夜の闇ではそれらは上手い具合に目に入らなかったのだが、今日は、ああ、やっぱりインドだ、とそういう感じだった。

明るい分、花がきれいだ。


菩提樹






土産物屋。友人が数珠を買うのにつきあう。

タイ語

日本語、韓国語、中国語。