旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

タイ料理

この一週間、家を離れていた。相当の田舎にいた。原始地球か、あるいは宇宙船エンタープライズ号から間違って転送されてしまった最果ての惑星かという感じの場所だった。

そして、連日インド料理。くたびれた。

この間、妻はバンコクへ戻っていた。本日、午前便で妻がバンコクから、夕方便で僕がムンバイからそれぞれデリーへ戻り、我が家で再会。

妻が持ち帰ったタイ料理。友人も参加して、軽く宴会。

思い思いの飲み物で乾杯。

ハーン・パーロ。ガチョウの五香煮込み。こりこりした腸が特に美味い。それと、ガイ・トム・ナンプラー。鶏のナンプラー煮込み。実に味わい深い。

特にうちの場合、妻の血筋柄、中華系のタイ料理という感が強いが、タイ料理は幅が広くて、本当に美味だ。この1週間の、美味い物への乾きがじんわりと癒される。

インド料理もけしてまずいわけではないが、日本食で生まれ育った人間にしてみれば、なかなかそればかりを食べて過ごすのは厳しいものがある。タイ料理だと、そんなことは全くないのだが。