旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

TG324 デリー・バンコク

昼間の便でバンコクへ飛ぶというのは、ものすごく久しぶりだ。日中の用事が終わったその足でどたばた空港へ行かなくていいし、睡眠不足を心配しなくてもよいので気が楽。

とは言え、出国後の手荷物検査がものすごく混雑していて、結局、ドタバタと搭乗口へ。

ラウンジも、ほとんど寄ったというだけ(搭乗口すぐのスポーツバーが指定されたので)。体もまだ完調には道のりがあるので、アルコールも飲まない。

午前便は、機窓からの風景が圧倒的に明るくて青がきれい。

機内食、インド料理のベジか鶏を使ったタイ料理(失念)。普段は、選択肢が2種類あれば、妻と一つずつ頼んで半分こするのだが、こういう場合は当然のごとく二人とも同じものを選ぶ。

が、「すみません、なくなってしまいまして。なんとかしますのでしばらくお待ちください」と乗務員。

最初の頃に配られた人たちのトレーを片付けるタイミングになって、「牛肉、召し上がりますか?」と。特に中華系のタイ人は、その観音信仰から牛を食べない人も多いからだ。

が、妻の返事は「いただきます」。かなり牛肉好きな人なのだ。僕はもちろん異論のあろうはずもない。

どうやら、使われている食器から、ビジネスクラスのものを流用しているようだ。周りの席の数名も同じ状況だった。

着陸直前に「機内食、本当に申し訳ありませんでした」とA380のトランプを2セットいただいた。