朝から妻と一緒にいつもの美容院。僕は切るだけ。妻はパーマをかけるので、こちらが終わった後も3時間くらいかかる。
しめしめ。
ホテルに戻り、荷造りをする。チェックアウトしてタクシーに乗り、「ラーチャダムリ通りへ」と。
セントレジスへチェックイン。明日が妻の誕生日なので、普段のインド生活苦労に少しでも報いるために、こっそり用意。
本来なら、美容院に迎えに行って、一緒に友人のお宅へ訪問する予定。そこからの帰りにこちらに連れてくる算段。が、意外に、早く終わったとの連絡。
わずかに時間があるので、「予定変更。BTSでラーチャダムリに来て、ソイ・マハートレック・ルワン2に近い出口を下りたところで待ち合わせ」と携帯メッセージを打つも、一言「やだ」
行き先はスクンビットの39だから、確かに逆方向に来るのは面倒だろう。押し問答している場合ではないので、友人宅にそれぞれ直行して待ち合わせることに。
その帰路。タクシーに乗って妻が運転手に「スクンビット15(今朝までいたホテル)」と言い、僕が「いや、ラーチャダムリ」へと言い直す。妻は怪訝な顔をする。
ホテルに入り、カードキーを見せると、「まさか、セントレジスに泊まれるとは!!!」と大喜び。
後ほど判明するが、妻は「ケーキでも食べに連れてってくれるのかと。セントレジスだと分かっても、アフタヌーンティーかなんかだろう」と思っていたそうだ。
部屋は、セントレジス・スイートへアップグレード。実は、僕がチェックインに来た際、もう一つ別のタイプのスイートも見せてもらったのだが、残念ながら煙草の匂いが残っていたので、こちらを選択。
ダイニングとリビングが一エリア。コンロや電子レンジ、大きな冷凍冷蔵庫も備わったキッチン。
ザ・ロイヤルバンコクスポーツクラブ、チュラロンコーン大学を見下ろし、ラーマ4世通りフアランポーン駅方面、たぶんチャオプラヤの対岸まで風景に入っている。
トイレは客用も含め二つ。
部屋に入って感動が一段落した妻が「荷物どうやって運ぶのよ」と言い出した。夜の予定まで時間も迫っていて、今から往復している時間はないのだ。
「全部持ってきた」と言うと、また一つびっくりしてから、「私のドレスはシワになってない?」と。
だいじょうぶ、チェックインのとき、ホテルに渡して「クローゼットにかけておいてください」と言っておいたのだ(僕が来た昼過ぎはまだ部屋ができていなかった)。
が、それが見当たらない。
電話をかけてみると、「アイロンがけしていますので、あと20分ほどでお持ちいたします」とのこと。服を部屋にかけといて、というお願いの半歩先行く行動。さすが。欲を言えば完了して部屋に入れておいてもらえたならベストだったのだが、「6時くらいに戻ります」と言っていたので、しょうがないところ。