旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

「光の森」ウォーキング

阿寒観光協会が開催しているコースに参加。と言っても、インストラクター一人に僕ら二人。

かんじきみたいなスノーシューというのを履くのだが、いきなり転んで雪に突っ込む妻。

雪上に、鹿の足跡。動物そのものには出会えなかったが、リス、ネズミの足跡も。(ネズミは尻尾を引きずるので足跡の間にもずっと細い線が続いている)。

温泉がわいている。

ガイドさんの話も豊かでおもしろかった。阿寒湖の歴史とか(一帯は、大正時代、前田一歩に払い下げられた土地)、森の動植物とか(雪が積もると、なんと鹿は釧路から歩いてここに来るのだそうだ。またその理由もちゃんと)、まりもの話とか(お土産物屋で売られているのは、ロシアやウクライナからの輸入の藻)、充実。

もちろん、雪の中をわっさわっさ歩くという体験も、僕らには、そして熱帯産の妻には特に、希有で心躍る体験であった。