旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

NH973 関西・上海浦東

秋の連休を使って、上海へ。

うちの娘にとって、初めての海外旅行。と、言って良いのだろうか? 生後、9ヶ月少々。暮らしているのは大阪だが、既にバンコクは2回、往復している。

海外旅行の定義を、考える必要がある。普段住んでいるのとは違う国へ行くこと、とすれば、初にはならない。だが、我々夫婦がインドに住んでいたきに、日本やタイに行くことは、特に海外旅行だとは認識していなかった。

国籍を二つ持っているので、自分の属している国と違うところへ行く、という意味では今回が初めて。

はてはて、何をもって海外旅行と言うのか。おもしろい。

朝の関空

あなたの搭乗券は食べ物ではありません。

ラウンジで朝ビール。

日本酒もあるが、ちょっと手が出ない。

妻はここで朝食を。

妻は食後のコーヒー。僕は続いて朝ウィスキー、しみじみとうまい。

秋の朝の光に輝く機体。

さあ、搭乗。

離陸。まだ耳抜きがうまくできないので、離着陸時は授乳しておくとよいそうだ。もう少し大きくなるとあめ玉を与えるなぞも。口や喉を動かすことで、自然に耳抜きになるそうだ。が、そもそも飛行機って一定の気圧に保たれるようにできているのでは、とも思うが。

関空連絡橋。

あらかじめリクエストしておいた、ベビーミール。パッケージが可愛い。

しかしまだおっぱいをくわえているので、大人しくしているその隙に、まずは親から。


食事の前に、上手い具合に眠ってくれた。ベビーベッドへどうぞ。揺れで飛び出さないように、蓋をする。

しばらく、のんびりした時間を過ごす。

娘が目覚めたら先ほどのセットに加え、あたたかいお粥を持ってきてもらう。

そうそう、どこに行こうか、調べておいてください。

2時間少々で、あっという間に到着。20年ぶりの上海だが、前回は大阪から船で行ったので、空路で入るのは初めて。(その後、香港、バンコクペナン島と経由して、スマトラ、ジャワ、バリとインドネシアの各島をめぐり、東南アジアをくるっと回った)

乗ってみたかったリニアモーターカー。漢字では磁浮、英語ではマグレブというらしい。magnetic levitationが由来だそうだ。

車内表示で301km/hというのを見たが、時間帯によっては、450km/hまで出すそうだ。

10分もせずに、龍陽路駅到着。超高速で鳥にでもぶつかるのだろうか。けっこう派手な血痕が車両の先頭に。

市内中心部までは線路がないので、ここでタクシーに乗り換えて、ホテルへ向かう。