旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

神田

東京の定宿、白金台のシェラトン。いやいや、恵比寿のウェスティン

でもなくて。

今回は、神田のコンフォートホテル。久しぶりのビジネスホテルだが、思ったより部屋も広く、清潔感やシステマティックなところは日本だけに言うまでもなく、おにぎりやスープやサラダや果物や、ちゃんとした朝食も込みで、それでいて、上記ホテルで見た価格の半分もしない。これは、素晴らしいなあと改めて。

もちろんいいホテルにはいいだけの価値と理由があるが、寝るだけを求めるときはこれで十二分によいなと、改めて思った。インド生活で上振れしていたホテルの価値観が、ようやく戻ってきた。

で、人との待ち合わせのお昼まで、少し時間があるので、神田をぶらりと。東京駅から一駅なのに、こんなにローカルな感じがするなんて。

柳森神社。他を抜き出て、というところから、たぬきがまつられている。


話には聞いたことがある、江戸から明治にかけての力石。へえ、こういう所にあるのだ。

そして、神田川。歌詞の内容をタイ語にして妻に伝えたが、イマイチ感じが届かず。銭湯から上がって、洗面器で石けんかたかた鳴らして待つその情感までは、なかなかうまく訳せなかった。

歴史的な建造物。


130年の歴史がある、近江屋洋菓子店。アップルパイなど少し買って、お行儀悪く、歩きながらかぶりつく。