暑い。暑い。暑い。
昨年、12年ぶりの日本は関西の夏。しかしながら、余市にウィスキーを飲みに行って、帰宅したと思ったらそのまま残暑が終わる頃までバンコクだった。
ので、みっちりしっかり大阪近辺で過ごす夏は、今回、実に13年ぶり。記憶をたどっても、はたして、こんなにも日射はきつく、過ごしにくい蒸し暑さだっただろうか、と訝しむ。
少しでも逃れるべく、連休終盤の今日は、高野山へ。
土曜の朝7時過ぎに南海線の難波駅を出発。和歌山県の橋本駅へ。
しかし、珍しく朝が早かったので、娘は難波を出た辺りで眠りを再開し、せっかくの電車が動き出しても、ぐっすりと。
終点間近で起きた娘。
「おとうちゃん、ここはどこやのん?」「なんや、あたし、寝て起きる度に、よう知らんところに連れて来られてる気がするんやけど」
娘よ、あなたの認識はなかなか正しい。旅行で移動を重ねるのは、まったくもってお父ちゃんとお母ちゃんの趣味なのです。今のところは付き合いなさい。その内自分で行動できるようになって、趣味が一致すれば是非一緒に、様々な土地を尋ねましょう。もしこういうのが好きでなければ、あなたはあなたの道をゆけばよろしい。
極楽橋駅で、今度はケーブルカーに乗り換える。