旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

四天王寺

盂蘭盆会の供養の一、万灯供養。

まだまだ熱暑の名残ある、夏の夕暮れ。

ご先祖の霊(おばあちゃんのおばあちゃんの。。)が戻って来られるんだよ、と。

いずれだろうが、関連者や宗教儀式や施設などに敬意を払うことは、むしろ無神論の父より、仏教徒のおかーちゃんの方が生活に染みており、それをいつも娘に伝達している。同時に、美しい合掌の形というのも教える。ありがとう、妻よ。

般若心境を読み上げながら僧についてお堂の周りを歩く。うん、これ、同じようなのがタイの寺でもある(ウィアン・ティアン)。考えてみれば、タイ、インド、日本、と、仏教に関係のある国に住んでいる我々。

暮れなずむ境内。猛暑の空気が、少しだけ、緩む。

そして、妻子の行く先は、ベビーカステラの屋台。