ルンピニー公園にはワニがいる。
ではなく、大トカゲがいる。1メートル超の。
以前、僕がお昼にお弁当を食べていたら目の前をのったのったと歩いていて、「さすがは南国だ」とびっくりした。両親が来たとき、父親がいつもの習慣でジョギング先としてこの公園を選んで、帰ってきたら驚いたように「ワニ見た、ワニ!!」と興奮していた。
ワニ、ではない。日本語だと、おそらくミズオオトカゲ。
つい先日妻が「AP通信発のニュースで見たけど、200匹くらいいるらしいよ」
サラシン通り、ラーチャダムリ通り、ラーマ4世通り、ウィッタユ通りに囲まれた、バンコクのど真ん中、58万平米ある大きな公園。甲子園1.5個分くらい。(ちなみに、ルンピニーは釈迦生誕の地名)
うちから近いので、散歩がてら写真を撮ってきた。
こちらの公園は、門があって入場時間が限られる。ほっとくと色んな人が入り込んで寝泊まりしてしまうから、だとか。
「この場所では、酒類の販売、飲用禁止。違反者は6ヶ月の禁固、罰金1万バーツ。違反者を見かけたら1555番までお電話を-バンコク都アルコール飲料統制局」
のたのた歩いてる。写真撮ろうと近づくと、水の中に逃げる。しかし、鳥なども食べるらしく、あまりうかうかしてると、意外に急に走ってきたりしないかと怖いものがある。
ジョガーも止まる。調子よく走ってる途中に無条件に止まるってどうなんだろう。
夕暮れが池に映えて美しい。しかしこの中に何匹あのどでかいのがいるのだろう……。
写真に収めてないのも含めて20匹近く見ました。ある意味、これはバンコクに来たら見物ではないかと。