旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

サームチュック百年市場

「休みだしどっか日帰りで行くとこないかー」と言っていたら、妻が友達二人を誘ってアレンジしてくれた。スパンブリー県にある、サームチュック百年市場。

ターチン川に沿った一角。以前は水運の要所として賑わっていたが、1967年頃より陸上交通の発達の影響を受け、衰退がはじまる。2000年に発展・保全のための委員会が立ち上げられる。2003年には、タイ国内「住みたい町」、12個所の内の一つに選ばれる。昨年12月にはユネスコの「文化遺産保持に対するアジア太平洋遺産賞」というものを受賞している。

「生活のある市場、生命を持った博物館」として、町全体が保全されている。

バンコクから車で北北東へ2、3時間のドライブ。






いわゆる観光客向けのお店も多いが、ごくごく普通の生活感あふれる店もその合間にぽつぽつと。