旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

乙密臺

1971年創業、平壌冷麺の老舗だという。宿から歩いて行ける距離。妻は二日酔い気味。

てくてく。途中、ハリーポッターに出そうな蔦に覆われた学校。ソウルデザイン高校の横を通る。

乙密臺。少し並ぶ。外国人は僕らともう一人だけ。全般的に近所の人や勤め人や学生が食べに来ている感じ。注文も、ソウル旅行の情報サイトから印刷してきたメニュー(ハングル、読みがな、日本語訳つき)指さしで。

もちろんマッコルリを飲みながら。肉のゆで汁で作ったスープが美味、美味。

茹で牛肉、スユッが目を見張るくらい美味い。(そして他メニューに比べると高い)。「このタレは、この皿の牛肉に使うのよ」と身振りで教えてもらう。

汁麺一つ、汁無し一つのつもりで、僕は刺身冷麺フェネンミョン、妻は汁無しであるビビンネンミョンを注文。しかし出てきたら刺身版も汁無しだった。ぱっと見分からなくて、お店の人もおそらくは「刺身の方どちら?」と言ってるのだろうけれど僕らにはさっぱり分からなくて、いったんお盆を引っ込めて後ろで注文を取った人に確認して再度配膳。

昨夜とは打って変わって言葉の通じなさ。こういうのも旅っぽい。

しかし、一人当たりの量が結構ある。