旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

Salon

スコータイホテルのチョコレートビュッフェ。2年に一度くらいの割合で足を運ぶ。僕は甘い物は嫌いではないけれど、それほど積極的な興味があるわけではない。今回も、妻が「どうしても食べたい」とのことで。

とにかく、どっぷりとチョコレートに浸る。



アフタヌーンティーは広くどこのホテルにもあるが、これだけチョコレートに特化しているのはここだけ。スコータイホテルの独自性の一つ。シェフは、スイス人のローレントさん(チョコレートビュッフェの仕掛け人。ホテル創設のときからここにいるそうだ)と、ヴェトナム人のナムさん、だそうだ。

ゆっくり読書。妻はタイ語になっている村上春樹の短編集。

「ピーチャーイ・ノーンサーオ」という一編。意味は、兄妹。そう、原題は「ファミリー・アフェア」。初期短編の中では、僕もけっこう好きな話。