旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

Elma's

美味しいパンが無い、というのもデリーの生活を楽でなくしている要素の一つである。

布がメインの雑貨屋をぶらりとして。

パン屋へ。店に入った瞬間、妻ともども「ここはインドなのか!?」と。それくらい、素敵な場所だ。やればできるじゃないか、インドよ。こういうところが、休日を過ごすのにふさわしい。





店員の対応もにこやかで迅速。これも、珍しい。

しかし、肝腎のパンの味はどうも。クロワッサンは、べたっとして甘くて、ぱっとせず。コーヒーは、そもそも、プレス式のが得意でないので。

妻の頼んだキャロットケーキも「甘過ぎる」と。

財布の現金が少なくなっていることを忘れて、会計のときに二人して焦った。より正確に言うと、妻は気付いていて、出かけに「お金、持った?」と注意してくれていたのだが、僕が不注意だった。

二人分の財布からかき集めてなんとか払えたが、手持ちの残りが合わせて50ルピー(約75円)という体たらく。言い訳がましいが、クレジットカードでの支払いが中心の生活なので。とほほ。妻の視線が痛い。

しかし、店の雰囲気は凄くよいので、また来よう(妻は翌週、友達を連れて再訪していた)。