旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

Restaurant de Seoul

韓国料理を食べに、アンサルプラザへ。うちから車で5分くらいなので、よく前を通る。しかしながら、外観だけを見ていても寂れた感じがどよどよと漂うショッピングセンターなので(デリーでもかなり初期のショッピングセンターらしい)、まあ行くことはないやろな、と思っていた。

が、食事に行こうと誘った友人から「ここの韓国料理屋、どう?」とお薦めをいただいたので、チャレンジ。

ショッピングセンターに足を踏み入れるも、外から伺えるのと同じか、それ以上の閑散たる具合。空き店舗だらけで、人も少ない。設備は古い。

おいおい、これでほんまに大丈夫かいな。まあ、話のネタにはなるかもしれんし、何より、食べてから考えよう、とお店へ。



いやいや、びっくり。美味しいのだ。マッコルリなんて手作りだそうだ。韓国人一家の経営で、中学生くらいの娘さんもテーブルの間を走り回っている。

外見や思い込みだけで決めつけてはいけない、まずは食べてみなければ、という思いを新たにした。韓国料理を欲したら、ここに来ることにしよう。紹介してくれた友人に感謝。

ところで、今回の参加者は、我々夫婦、友人夫婦とその息子さん(1歳ちょい)、妻の友人のタイ人とその娘さん(4歳)。それに、しばらくデリーに滞在して、幼稚園に二人のお子さんを通わせているという日本からの方で、奇特なことにこのブログの読者が、お子さんと共に。同世代と言っていいのかどうか分からないが、子どもが4人ということで、場は運動会の様相を呈していた。

ちなみに、日本からのその方「また、どうしてデリーに?」と聞くと、「東京に住んでいるのだけど、原発事故の影響から離れようと」とのご説明。

大阪人としては、「ほほぉー、それでデリーまででっか」「って、離れすぎやろ!」という突っ込みが自然と口をついて出てきた。