グリーンパークにあるこぢんまりとしたレストラン。
ナガランド州の料理を出す。インドの北東の州。隣はミャンマー。住民の9割がキリスト教徒。
ナガランド料理を食べに来たのではなく、友人に「タイ料理へ」と言われて来たので、少し驚いた。
店内は落ち着いた雰囲気。タイ人のグループが他に2テーブルくらいにいて、期待が盛り上がる。
魅力的なメニューだったので思わず頼んだ、砂肝の炒め物。ピリッとしていて、ビールのつまみによい。これだけ、ナガランド料理。
後はタイを攻める。これが、悪くないのだ。妻も「シェフはタイ人ちゃうかな」と言うほどの、(インドにしては)本格的な味付け。ちゃんとタイ料理としての芯が通っている。
トムヤムクンとトムカーガイ。
結構美味しいので、最後に追加でソムタムを。タイ人のソウルフードである。期待を高めていたのだが、一口食べて、思わず笑った。なんだこれは。茹でた大根の甘ったるいサラダ?? どう想像力をめぐらせても、ソムタムにたどりつけない。
やはり、悲しいかな、インド生活の原則、「期待してはいけない」がここでも正しかった。
デザートも外したが、しかしメニューを選べばけして悪くないタイ料理と、それに未知のナガランド料理というのも魅力的。また来よう。