旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

コモリン岬

車と運転手を手配して、南へ向け出発。

途中、チェックポイントを通る。書類にに名前やら住所やらを書く。

南はバナナが豊富。珍しい赤いのがあったので、車を停めてもらい、買って食べる。

そして、カーニャクマリにあるコモリン岬。インド亜大陸最南端。だいたいプーケットと同じくらいの緯度だが、日差しはこちらの方が強烈だ。


3つの海が出会う場所、ベンガル湾、インド洋、アラビア海とガイドブックなんかには説明があるのだが、インド洋、アラビア海からするとベンガル湾を対等に持ってきてよいのか? 「3つの海が出会う」というのを作るためにそうしていたりして、と勘ぐってしまう。

二つの海が交わる、そして最南端というだけで感動的である、個人的には。端っこに行くというのは、単純な好奇心からであって、それはまた旅行の十分な理由になるのだ。

ヒンドゥー教の聖地なので、沐浴する人も多い。

遺灰の一部が保管された、ガンディー記念館。


近くのエアコンのあるホテルのレストラン(食堂)で、午後の熱暑を避け、日暮れを待つ。

アラビア海に沈む夕日。