前回の反省から、家からここまでは車で来た。自転車をひっくり返して、ばらしてあった車輪を装着する。
終盤は相当疲れたものの、長い下りも多く、非常に気持ちのよい走りだった。風を切ってスピードに乗りながら、岩や石の合間を駆け下りるのはスリリングで心地よい。子ども自体もこういうのが好きだったっけと思い出す。あのときと違い、専門的な自転車に乗っている分、安心して身体を預けられ、遙かに挑戦的に走ることができる。ずっと下りだけのコースがあれば最高なのだが。
また来たい。
次回への覚え書き。水は2リットルは持ってくること。最後、水が尽きてくたびれた。友人に少しスポーツドリンクを分けてもらって助かった。
「まだ大丈夫。いよいよとなったらお願い」と言ったら、周りから「いよいよとなったときはもう遅い。その前に水分を補給せよ」と。ああ、この人たち、本当に慣れているんだ、と感服した。僕は人間の身体の動かし方についてはまったく知らない。知見のある人に従うべし。
加えて、次回は即効性のエネルギー補給の食品も何か。デジカメを首から提げておくのは手間なので(しかも革製のストラップが汗で汚れる)、方策を考えること。