ナイナピークから下り始めても、当分は雪の中。自転車で走れず、押して下る。何のために上ってきたのだというしごく真っ当な疑問が頭に浮かぶ。
平地に到着。とは言え、まだまだ軽くずっと下り続ける。自転車を漕がなくてもスピードに乗って進むので気持ちがよい。
ハルドワニからタクシーを交渉して、再び山を登ってビンタールへ。ナイニタールからは東南東へ20kmほど、標高1,370m。
ホテルでさっぱりシャワーを浴びて、夕食。
アルコールは置いていないので、ホテルのスタッフにお願いして、村の市場まで買いに行ってもらった。(飲みきれなかったものは、それぞれザックに入れ、翌日ひたすら背中の重しとなった。僕はキングフィッシャーの大瓶一本)
部屋に備えてあった暖房器具。スイッチを入れると、筐体のプラスティックが溶け出す。スイッチが目のようにデザインされていて、一層怖い。