ホテルの朝食タイムを軽くオーバーして起床。ブランチを日本食のお店に行こうと歩き出す。
妻が「何かあるんですか」と近くの人に聞くと「ダライ・ラマがお見えになります」。それならばと予定を変更してすぐ目の前のカフェの空いていた席へ座り、僕らも待つことに。
妻は「海辺のカフカ」のタイ語訳。僕は、遙か太古の時代に海を渡った人々の研究に関する本「海を渡った人類の遙かな歴史」を。文化の伝播や、未知に繰り出す舞台としての海に最近興味がある(漂流や冒険譚も含め)。
あー、たぶん、この車の中ではないか。しかしよく見えないまま、車の後ろ姿だけ。
散会する人たち。こんなにいたのかと、続々と。僕らもその流れの最後の方に加わって、テンプルロードを山の上の方へ歩いていく。日本食屋さんへ向かう。