旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

タイーヤータイ

月曜夜、妻が「美味しいタイ料理屋に出会った! 相当、本物」と興奮気味に語る。

なんでも語学学校の同級生のタイ人が、梅田で道に迷っていたら、親切にしてくれた人がお寺だか神社だかの所有者の方で、いろいろよくしてもらった上に「すぐ近所にタイ料理屋さんがある」と教えてもらい、そこに妻も行ってきたもの。

じゃあ、さっそくにと、水曜の夜に。

初天神を少し通り越したあたり。

店名も、屋台、である。

妻が電話で予約をしたのだが、「月曜に来てくれた妊婦の人ね」と覚えててもらったようだ。ご飯を頼んで待っているときに「車が来たよ」とお店の人が。

なんだ、なんだと思ったら、タイ料理の食材を商っている車があって、今日はもうここは通り過ぎたが、妻のために電話をかけて戻ってきてもらったとのこと。

嬉々として野菜や調味料を買う妻。売り子の人と店の人との会話で「ミズオジギソウ好きなの?」「ここで買ったら、すぐ炒めてあげるわよ」と。妻、感動。

ソムタム、コームーヤーン(豚の喉肉焼き)、タイ餅米。美味、美味。

竹の子の辛い和え物、スップノーマイ。イサーン料理。

魚のライム蒸し。タイだとスズキの類が多いが、鯛でライム(マナオ)でなくレモンというところがちょっと日本。しかし、身の締まった日本の魚で作ると、これはまた美味い。

ミズオジギソウ炒め。

ガイヤーン。これは、日本の焼き鳥みたいで、あまりタイ料理としてぱっとしなかった。

全般的にすばらしい。10年以上大阪に住んでいるというお店の人と話していても楽しい。また近い内に来よう。今の所、日本で食べるタイ料理として、味としてはベストだ。