旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

べにや

駅には迎えが来ており、そのまま旅館へ。

庭が美しい。

部屋に入ると、思わず皆から感嘆の声が漏れたほどに、広い。これは、すごいや。

食事の前に、まずはひとっ風呂。

そして、カニ

刺身。二本ある脚の、一本は醤油で。甘い。魚も、ただ新鮮なだけではなく、香りが高い。さすが北陸。

焼ガニ。

先の、刺身の脚のもう一本は焼ガニの味噌をつけて。

こちらは、茹で。

全部さばいてもらえるので、楽ちん。

セイコガニが丸ごと入ったせいろ蒸しご飯。

今日の越前ガニは、全てタグ付きである。贅沢は素敵だ。せっかくだからこのタグは、娘のおもちゃにもらっていこう。

もちろん、食後もお風呂。ちょうど露天風呂に入っているときに、あられが降ってきた。これもまた趣である。

広い座敷を縦横に駆け巡る娘。いや、駆けない。這いずっている。

「これが雪というものだよ」。もっときゃっきゃとするかと思いきや、「はあ、そうですか」という程度の反応であった。むしろお母ちゃんの方がはしゃいでいた。

宿の玄関、豪華絢爛な雛飾り。