旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

京鼎楼

年末年始どうするのという話で、「うちは台湾」と言うと、「妻がちょっと前に台北言ってたけど、聞いてみる」とホーチミンシティ在の友人。同じインド時代を過ごし、何度も旅を共にした友人。と、すぐに、「行きます」と。じゃあ、とりあえず台北で、と。

京鼎楼という店で行列に並ぶ。すぐ友人夫妻とも合流。先日の高雄の友達のお薦め。「鼎泰豐が有名だけど、こちらの方が美味しい」と。

店の入り口すぐの厨房で、小籠包が包まれていく。と、店に入って思い出した、1、2ヶ月前に仕事で台北に来たとき、まさにこの店のこのフロアで僕は小籠包を食べていた。

乾杯。再会を祝す。

豆苗の炒めものをとったのだが、どう見ても豆苗ではなくほうれん草のような葉物が出てきた。店員さんに「豆苗を頼んだのだけど」と言うが「豆苗です」と。

そこで諦めないのがインド経験者である。そんなことで引き下がっていては、インドではろくに生活すらできないのだ。

別の人を捕まえて同じことを繰り返すと、返ってくる結果もやはり同じ。

さすがにどうなのだと思い、手元でグーグルで検索してみる。と、どうやら日本で言う豆苗と台湾のそれは違うみたいだ。同じような勘違いをしている人が見つかる。

インド同窓生一同、顔を見合わせて苦笑。お店の人、すみませんでした。