旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

19 ORIENTAL AVENUE

ヨガ教室でシャワーを浴びてから、着替えをしてシャングリ・ラ・エロス・ホテルへ。ヨガマットを持ったまま。お昼ご飯ブッフェ。友達夫妻とそのお子さん。も一人別の友達。我々夫婦。

インド生活1周年記念パーティーである。いずれの参加者も1-2ヶ月の幅はあるものの、この地での暮らしがなんとか1年もって生き延びたことを互いに祝う会。






この、僕らにとっては日常の基礎的な生活からして不安定な街で、一つの対応策は、このようにイベントを増やすこと。プランニング、確定してから至るまでの楽しみ、そして当日。その後しばらく。とにかく、こうやって、ものすごく意識的に楽しむことを見つけていくことが肝要。

ホテルのランチブッフェなんて、贅沢に見える。実際そうだと思う。日本に暮らしていたり、あるいはバンコクにいたときも、必要はなかった。だけど、これくらいしないと(あるいは、これくらいしたとしても)、あまりに前提となる条件がきつくて(特に妻にとっては)、なかなか笑って生きていくには楽とは言えない環境なのだ。

と、それはそうとして、僕が内輪のイベントが好きだ、というのも、もちろん。

さて、料理。インド料理にはまったく目もくれず、ほとんど和食、ちょっと中華、それに飲み放題のシャンパン。天ぷらはインドで食べた中では一番しっかりしていた。衣が重たくなく、かちかちにまで火を通さず、それなりにそれなり。

店員のサービスも標準以上。

しかし料理の豊富さや、味(日本食も含め)は、ここより、先日のオベロイに軍配。

些細なことでよく喧嘩になる妻と僕だが、こと、食事とサービスという2点に関しては、ほとんど意見の不一致がない。人生における幸運ではないかと思う。