旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

LH760 フランクフルト・デリー

どうも体調が変だ。

体力が激減。お腹もゆるい。吐き気もする。

ラウンジで、妻は肉を食ってワインを飲んでいる。

僕は、意地でレーベンブロイを一口。あとは、スープをすするのが精一杯。

昨夜の生牡蠣が疑わしい。

フライト中、とにかくずっと寝ようとしていた。機内食も全部パス。唯一、ラウンジからこっそり持ち帰ったバナナを一本。あとはお水。

たまに横で妻が「白ワインください」「ジントニックもう一杯」などと、いつも通り楽しんでいるのがうらやましく聞こえてくる。

デリーには、予定通り午前1時過ぎに到着。帰宅して横になったのは、3時頃だった。

体調を崩したとは言え、最終日でまだよかった。

もともとは4泊5日だったのを、直前に急遽一泊減らさざるをえなかった。時間が短くなったので、行き先自体を近場にしようかと妻とも話をしたが、長年二人とも行きたかった国でもあり、「まあ、なんとかなるやろ」でエイヤで行ってきて正解だった。

今回は、フランクフルトで乗り継いだリスボンまでのフライトが2時間半くらいあったが、デリーから直行で行ける街であればもう少し現地を楽しめる。うん、3泊4日あれば、ヨーロッパに十分行けるな、ということを学んだことも副次的ではあれど、メリットであった。

(「あんたはひょいっと行けるからええけど、私はビザの申請がメンドクサイ」と妻はぶちぶち言うが。確かに、日本パスポート保持者からすると、ちょっと想像つかないくらいにめんどくさいのは本当だ。相当な種類の書類を揃えるだけでなく、大使館まで行って面接もあり、そこで追加書類も要望され、しかも、いつおりるかも分からなかった。)