旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

初節句

当日は火曜なので、ちょっと前倒して日曜に初節句らしきことを。
お雛様。

桃の花。

でも、色気より食い気である。

雛祭りと言えば、という定番料理。

ハマグリの潮汁とちらし寿司。

ご飯を炊いて、酢と砂糖と塩とを分量通り混ぜて、ぱたぱたうちわで扇ぐ代わりにドライヤーの送風で冷まして。錦糸卵に刻み海苔。昨夜仕込んだレンコンの甘酢漬けに、一緒にニンジンも漬けておいたもの。絹さやではなくて、冷蔵庫にあったスナップエンドウをレンジで火を通して斜に切って。小鯛とのどぐろとサヨリの笹漬けはコープの出来合。スーパーで買ってきたお刺身盛り合わせを一口に切って、醤油と味醂と昆布にさっと漬けたもの。先日の結婚式のビンゴで当たった冷凍のズワイガニを湯がいて乗せたら、ずいぶんと豪華になった。最後にイクラをちょん、ちょんと。

椎茸は夫婦揃って苦手だし、かんぴょうは手間なので潔くパス。

菜の花を湯がいて、塩麹と残りのイクラ。妻の発案で桃の花を飾る。

最近、台所で立ったまま食事を済ませることがほとんどになっていたのだが、久しぶりにじっくりちゃんとご飯を作って食卓で食べた。そんな凝ったものでもないが、あー、楽しかった。