旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

THE ZUK BAR

この10日ほどバンコクである。昨日で、子どもが産まれて丸3ヶ月。妻から「そのお祝いということで、少しだけ飲んでよい。ただし帰宅したらまた禁酒継続」との有り難いお言葉を頂戴する。

インドから戻ったのが昨年の9月。以来、バンコク、もう3回目である。が、もちろん、ずっと禁酒。

さあ、お許しをいただいた今夜、まずはスコータイホテルへ行こう。

いい具合に黄昏時だ。さあ、バーへ。

カウンターでマティーニを一杯。

お、おお、こんなにアルコールが強い飲み物だったのか。これは厳しい。10ヶ月近い間に、耐性がリセットされているようだ。そりゃ、そうだ。

ここで軽く何かつまんで夕食代わりにしようと思っているので、メニューをもらう。

と、どうしたわけか和食メニューしかない。寿司や天ぷらや焼き鳥や。インドから来ているなら頼んだかもしれないが、今は在日本である。わざわざスコータイホテルに来て食べる気もしない。

「Buy one get oneなので、もう一杯いかがですか」と言われるが、とてもじゃないけど最初の一杯を飲みきるのが精一杯なので、にっこりと「いや、結構です」と。

なんだか、期待していた「気持ちよく酔う」からは少し遠い結果になってしまった。

さあ、この後はどうしようか。