旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

ソーントーン

妹の中高の同級生が彼氏と一緒に来るから「全力で接待せよ」との厳命を受け、ご飯へ。ちなみにこのお友達とは、僕らが昨年の新婚旅行のときに同じタイミングでノルウェーに来ていて、一日一緒にフィヨルドツアーを回った。

一度ご飯の途中で妹に電話してみたら、「もうすぐブリュッセルー。美味しいモン食べるねん」と。いつも旅行している気がするな。

さて、スクンビット24をまっすぐ下りてラーマ4世通りに出たところを左。ガソリンスタンドの隣の隣くらい。中華系タイ海鮮。最近、店の看板が新しくなってた。けれど、店内は相変わらず殺風景。照明も事務的な蛍光灯だし。

中華系の美味い店というのはこういう感じが多い。食事はうまい、店の内装は適当。逆よりよっぽどよい。いつ来ても賑わってて、特に中華系の人たちが家族で円卓囲んでいる図がよく見られる。

ソンブーンのカニカレーが美味いのは当然だが、それを除くと僕はこちらの店の方に軍配。好みの問題、というレベルなのでどっちも好きだけど。にしてもソンブーンはあれだけメディアに出て日本人もわんさかいるけど(特にスリウォン支店)、こちらでは日本人は最近ちらほら見かけるようになってきた、という程度。

何をいただいても美味しいのだけど、特に選ぶなら二つ。プードーン。カニナンプラー漬け。卵巣が特に珍味。日本酒が欲しくなる。それと、トムヤムクンナムコン(ココナツミルク入りトムヤムクン)のこってり具合と味と香りのバラエティー。しかも辛味は控えめ。あと、白ご飯に合うのはプラー・ヒマ・ヌン・シーイウ(鱈の醤油味蒸し)。

あと、なぜかデック・チア・ビア(ビール各社からの販促のお姉さん。いわゆるバドガールみたいな格好をしてる。でも、ブランド関係なく、飲んでるグラスが空いたら氷を追加したりビールを注いでくれたりする)が、多い。チャーン、タイガー、サンミゲル。