先だって妻の友人から習ったカーオマンカイ(鶏飯)を作る。
鶏は丸ごと一羽、ジョール・バーグ・マーケットのピッグポーという清潔な肉屋で妻が仕入れてきたもの。新鮮なレバーも砂肝もある。米もちゃんとタイ米。カーオ・ホーム・マリ(ジャスミンライス)。こちらはINAマーケットで仕入れたもの。
タイ料理を作るなら、まずはシンハビールを飲んでから、と。
友人も参加。
「とりあえずひじきと切り干し炊いたのあるから、それでビール飲んでて」と、ほったらかしておいて、こちらは料理を続ける。
一杯でよい具合に酔っ払ったようで、持参のリュードを奏で始める友人。
鶏を一羽をことこと煮込んでいる合間にこちらのアルコールも進み、タリスカーでウイスキーソーダ。
ほどよく酔っ払っていると、鶏スープで炊いたご飯も炊きあがり、カーオマンカイのできあがり。
つけだれは、タイから持ち込んだタオチアオに黒醤油。そこに日本の酢を混ぜて、みじんにしたパクチー、ニンニクをどかっと。さらに本当は生の唐辛子なのだが、すっかり調達を忘れていたので、これまたタイ産の唐辛子粉でごまかす。