旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

ホテルブリストル・ラグジュアリーコレクションホテル・ウィーン

チェックイン。朝の6時半だが、「お部屋をご用意しております」と難なく。

事前にフライトの到着時刻と、ホテルへのだいたいの到着予定時刻を伝えて「早朝ですが、部屋をお願いします」と連絡していたのだ。

spgプラチナ会員ならでは、だろうか?





「さすがに、眠い。ちょっと休憩」と妻がごろっと。

僕もそれなりに疲れてはいるが、興奮の方が大きくて、バルコニーに出て目の前のオペラ座や街の様子を眺めやる。

と、隅に鳩の死骸を発見。電話をかけて、処理をしてもらう。その際、スタッフの一人が、床に置いてあるスーツケースを指して「少し移動させてもよろしいでしょうか?」と。ええ、もちろん。別にどこでもいいんで。

そこにあった扉を開けて「こちらもお部屋ですので」と。えええ!?

これまたゴージャスな部屋が登場。思わず笑ってしまった。眠りから覚めた妻に見せると、同じくわはははは、と、笑う。

確かに、今回は、spgの前年の宿泊実績からの特典で、スイートアップグレード5日前から調整可というものを10泊分もらっており、それを利用していた。

「アップグレードできました」との連絡は事前に受けていたものの、早朝からの部屋の利用と相殺になったのか、と、勝手に考えていたのだが、そうではなかった。



部屋に荷物を運んでくれたベルボーイが案内すべきだったのではないかと思いつつも、いやはや、何とも。ウェブを見てみたら、どうも「オペラスイート」という、全6室しかない貴重な部屋らしい。確かに、リビングのバルコニーからは、オペラ座が眼前に。

100平米に近いスイートルームである。いやはや。