旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

OS34 デリー・ウィーン

デリー脱出。4泊4日、内、機中一泊なる弾丸旅行。

マイルがある程度貯まっているので、一人分は特典航空券利用。その空きがあって、かつスケジュール的に便利で、しかも、購入するもう一人分もできるだけ安価なところ、というのが目的地を選ぶ条件。

結果、オーストリア航空でウィーンとなった。デリーからだと、日本へ行くより、ヨーロッパへ飛ぶ方が近い。

夜中零時時過ぎのデリー空港ラウンジ。タイ航空やANAだと、一つ上の階の共用ラウンジだが、今回はルフトハンザラウンジの指定だった。

料理の種類は少なめだが、欧州系の乗客がほとんどのため、静かで落ち着いていてよい。



搭乗券やパスポートをどう持ち歩くかの一つの解決策として、革製のケースを購入してみた。まとめて胸ポケットに入れるのが便利なのだが、いつもそういうジャケットやシャツで飛行機に乗るわけでもない(そう思っているのだが、いざ空港へ行くときになるとすっかり忘れていることばかり)

これ、Eチケットも入るし、必要なものが一つところにまとめられるので、なかなかに便利である。

さあ、搭乗。深夜1時に近い。

スタッガード、フルフラットになる座席。

アメニティは、オーストリアイメージをプリントした伝統のローデン風ケース。ローデン風というのをよく知らないが、そうあった。

眠いが、まずは乾杯。休暇をめいっぱい楽しむのだ。今回は移動だけが目的ではない。





オーストリア航空ビジネスクラスには「フライング・シェフ」が同乗していて、料理の仕上げと盛り付けをしてくれる。

確かに、これは楽しみにしていた価値はあった。

一眠りする。フルフラットなので、深い休息が取れる。機内食もそうだが、座席も重要だと改めて思う。さあ、すっきり目覚めて、朝食。

カフェ文化の国らしく、なんとコーヒーだけのためにメニューが一冊用意され、10種類から選べる。

妻は、ホイップクリームと粉砂糖を加えたアインシュペナーを。

僕はシンプルに温かいミルクと、泡立てたミルクを混ぜたウィンナー・メランジュ 。

早朝のウイーン空港。当座のユーロ現金を手に入れる。家に貯まっている各国の紙幣を持ってきたのだが、シンガポールドル香港ドルイギリスポンドから両替ができた。トルコリラやドバイのディルハムは、距離的に近いから可能性あるかと思ったが対象外であった。

市内行きも、オーストリア航空の車を手配済み。通常のタクシーより安価に行けるのだ。便利、便利。