デリー脱出。4泊4日、内、機中一泊なる弾丸旅行。
マイルがある程度貯まっているので、一人分は特典航空券利用。その空きがあって、かつスケジュール的に便利で、しかも、購入するもう一人分もできるだけ安価なところ、というのが目的地を選ぶ条件。
結果、オーストリア航空でウィーンとなった。デリーからだと、日本へ行くより、ヨーロッパへ飛ぶ方が近い。
夜中零時時過ぎのデリー空港ラウンジ。タイ航空やANAだと、一つ上の階の共用ラウンジだが、今回はルフトハンザラウンジの指定だった。
料理の種類は少なめだが、欧州系の乗客がほとんどのため、静かで落ち着いていてよい。
搭乗券やパスポートをどう持ち歩くかの一つの解決策として、革製のケースを購入してみた。まとめて胸ポケットに入れるのが便利なのだが、いつもそういうジャケットやシャツで飛行機に乗るわけでもない(そう思っているのだが、いざ空港へ行くときになるとすっかり忘れていることばかり)
これ、Eチケットも入るし、必要なものが一つところにまとめられるので、なかなかに便利である。
スタッガード、フルフラットになる座席。
アメニティは、オーストリアイメージをプリントした伝統のローデン風ケース。ローデン風というのをよく知らないが、そうあった。
眠いが、まずは乾杯。休暇をめいっぱい楽しむのだ。今回は移動だけが目的ではない。
オーストリア航空のビジネスクラスには「フライング・シェフ」が同乗していて、料理の仕上げと盛り付けをしてくれる。
確かに、これは楽しみにしていた価値はあった。
一眠りする。フルフラットなので、深い休息が取れる。機内食もそうだが、座席も重要だと改めて思う。さあ、すっきり目覚めて、朝食。
カフェ文化の国らしく、なんとコーヒーだけのためにメニューが一冊用意され、10種類から選べる。
妻は、ホイップクリームと粉砂糖を加えたアインシュペナーを。
僕はシンプルに温かいミルクと、泡立てたミルクを混ぜたウィンナー・メランジュ 。
早朝のウイーン空港。当座のユーロ現金を手に入れる。家に貯まっている各国の紙幣を持ってきたのだが、シンガポールドル、香港ドル、イギリスポンドから両替ができた。トルコリラやドバイのディルハムは、距離的に近いから可能性あるかと思ったが対象外であった。
市内行きも、オーストリア航空の車を手配済み。通常のタクシーより安価に行けるのだ。便利、便利。