旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

ブリストル・バー

ホテルに戻る。バルコニーから見るオペラ座。大きなスクリーンで舞台を生放送。道端にちゃんと座席も用意されている。

ホテル1階のバーへ。

オーストリア航空の搭乗券が、観光地で色々の特典として利用できて、たまたまこのバーでは「シャンパン一杯」だった。

ヒョウ柄の床。大阪のおばはんか。

なんと、「オリジナル・ザッハー・トルテ」。

いちおう、バーテンダーに聞いてみる。「オリジナルとありますが、これって」「ホテルザッハーのものです。ここから歩いて1分のところですし」と。

行列に並ぶことなく、泊まっているホテルでザッハートルテ。事前に聞いていたほど強烈に甘い物でもなく、まずいものでもなく、むしろ「美味しいやん」というのが夫婦共通見解。

おもしろいことに、僕が見ていた日本語のブログ等の情報源でも、妻がタイ語で見ていたものでも、あまり芳しい評価ではなかったので、まったく期待していなかったのだ。

「やっぱ、自分の舌で判断せんと分からんもんやねー」

「いや、インドにいるから、私らの基準が大幅に下がってるからちゃうか」と、妻。これも、さもありなん。

でも、美味しかった。自宅用のお土産に買って帰ろうと思う。