ホテルに戻る。バルコニーから見るオペラ座。大きなスクリーンで舞台を生放送。道端にちゃんと座席も用意されている。
オーストリア航空の搭乗券が、観光地で色々の特典として利用できて、たまたまこのバーでは「シャンパン一杯」だった。
ヒョウ柄の床。大阪のおばはんか。
なんと、「オリジナル・ザッハー・トルテ」。
いちおう、バーテンダーに聞いてみる。「オリジナルとありますが、これって」「ホテルザッハーのものです。ここから歩いて1分のところですし」と。
行列に並ぶことなく、泊まっているホテルでザッハートルテ。事前に聞いていたほど強烈に甘い物でもなく、まずいものでもなく、むしろ「美味しいやん」というのが夫婦共通見解。
おもしろいことに、僕が見ていた日本語のブログ等の情報源でも、妻がタイ語で見ていたものでも、あまり芳しい評価ではなかったので、まったく期待していなかったのだ。
「やっぱ、自分の舌で判断せんと分からんもんやねー」
「いや、インドにいるから、私らの基準が大幅に下がってるからちゃうか」と、妻。これも、さもありなん。
でも、美味しかった。自宅用のお土産に買って帰ろうと思う。