旅にある日々

異国での生活と、日々の旅。バンコクに9年、ニューデリー3年。今は、12年ぶりに日本。

Johnny Rokets

祝日である。

半日だけ僕は少し用事で外出、妻は僕の出先の近くのスタバで編み物。用事が片付いて、「さあどうしようか」と話をすると、妻は「せっかくの休日なので家に居たくない」と。逆にむしろ僕は家にいたい。

ので、外に居ることにする。

特にこのインドのデリーという特殊な場所にあって、どちらかというと外に出て社会的に活動することが性に合っている妻にとっての、制限や制約の多い普段の生活を考えると、無条件に彼女の意見を採るべきなのだ。これは、こちらで暮らし始めたごく初期から強く決意したことの一つ。

いい夫でしょう。えへ。

と言いたいところだが、実際はそんなことでもなく、それくらいに、特に妻にとって、デリーの生活がオカシなもので、むしろそれは「凄惨」とさえ言ってもよいほどの環境であるからだ。(もちろん僕にとってもけして楽なものではない)

「サケットのクリスピークリームドーナツで、読書しよう」という案で進行。

が、新しくできたハンバーガー屋さん(1986年にロサンジェルスで開店)を見つけて、路線変更。





いやいや、インドで牛肉の食事を全面にした店ができるとは。かのマクドナルドでさえ、牛はいっさい無し。(鶏とコロッケのようなベジバーガー)。

オペレーションは開店直後らしくがちゃがちゃだったが、店員もにそれなりににこやかで、まあ、また機会があったら来てもよいなという感じ。いや、むしろ、初動の間に来るべきか。最近は、スターバックスでさえも、サービスレベルが大幅低下中なのだ。文化に挑戦というのは、難しいのだということをひしひしと感じる。