チベットのお鍋というものがあるとのことで、30年以上続く料理屋へ。同名のホテル内のレストラン。
ローカルビールとあったものを頼んだら、出てきたのがこれ。しかも、湯気を立てている。
中にはツブツブが大量に。ヒエだか粟だかその手のような。しかも横に湯の入ったポットが置かれる。何か間違った次元に来てしまったような気になる。ストローで吸い込むと、酸味のあるそれなりにアルコール度数を感じられるお酒。ストローの先端には穴が開けてあって、酒は上がるけどこのツブツブは口に届かないようになっている。
どこかで飲んだことがあるような気もする味だった。だが少なくともビールではなかろう。トゥンバというそうだ。
そして目当てのお鍋、ギャコック。魚のフライや、焼き豚や、つみれや、いずれにせよ既にそれだけでお弁当のおかずになりそうなものが鍋として仕立てられている。それぞれは悪くはないが、別段鍋にしなくても、というのが正直なところ。