中華街をチャオプラヤ方面に抜けた先。古き良きという表現がぴったり来るショッピングセンター。
衣料も豊富だが、タイの伝統的なお菓子の実演販売が揃っているのが楽しい。眺めて歩きながら気が向いたら買ってつまむ。
カノム・クロック。たこ焼き機にも似た道具で上新粉とココナツミルクを混ぜたタネを焼く。
ポルトガル由来のフォーイ・トーン(金の糸)。濃厚な卵の黄身の香りとジャスミンの香り。日本では、これは鶏卵素麺となった歴史のある品。
カーオニアオピン。具をくるんだ餅米をバナナの葉にくるんで焼く。
ミアン・カム。ちょっと小じゃれたタイ料理屋に行くと、食前のつまみとして登場する。キンマの葉に焙ったココナツや干しエビ、マナオ、紫タマネギなどを細かく切ったのをくるんで食べる。
トーン・ムアン・ソット(新鮮な金巻)。ココナツクリーム、砂糖卵を混ぜてくるくるした粉物。むっちりしている食感が楽しい。
ルークチュップ。果物や野菜をかたどった、まるで夢のようなお菓子。
カノム・サーイ・マイ。いわば綿菓子。薄く焼いた粉にくるんで食べる。アユタヤのものが有名。
カノム・アルワ。餅米の粉にココナツミルクとざらめ砂糖を混ぜ日に干したもの。